近況報告――メルマガ復活


○ 友人の 「メルマガやめた?」の言葉受け 再開するかと思い立つわれ


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ゆうさんごちゃまぜHP「狂歌教育人生論」        2006年 11月 30日(木)第72号

 (^O^) ゆとりある人のための10分エッセー (^O^)

 【 近況報告――メルマガ復活 】

 (^_^)今週の狂短歌(^_^)

 ○ 友人の 「メルマガやめた?」の言葉受け 再開するかと思い立つわれ
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 ご無沙汰いたしております。お元気でしょうか。御影祐です(^_^)。
 今年も北風が身にしみる季節となってまいりました。
 先日古い友人でメルマガ読者でもある人から、「ゆうさんのマグマグはもう止めたの? 結構楽しみにしていたんだけど」とメールをいただきました。
 早いもので7月に前号を発行してからもう12月になります。
 実は8月末には9月から、次には10月、そして11月から発行を再開しようと思いながら、ずるずる時が流れてしまいました。
 友人の励ましメールに誘われるように、現在の近況報告を書いて狂歌メルマガ再開の弁にしたいと思います(^_^)。

 この間いろいろ考え、メルマガにしたい話題もたくさんありました。
 9月にはヤンキース松井が復帰したこととか、日本で戦後生まれ初の総理大臣が誕生したこと。11月にはいじめ自殺問題が大きな話題となり、文科省トップまで動かしたこととか。あるいは、イラク戦争が泥沼化していることとか……。
 また、個人的には9月初めに、叔父(母の末弟)が72歳で亡くなり、急きょ田舎へ帰りました。今年3度目の親族の葬儀でした。
 それらもろもろに関して、書きたい気持ちがむずむずわくこともあるのですが、正直9月末までは全くその気になれませんでした。何か書いても気力が続かないし、へたくそな文章ばかりができあがるのです。

 自分がちょっとしたうつ状態に陥っていることは明白で、こういうときは無理せず、しばらく静かに落ち込んだ状態でいた方がいい――それが私の精神健康法です(^.^)。そのうち何か自分を立ち直らせる偶然のきっかけが訪れるだろうと。
 こういうときはどうしても「浮上のきっかけ」が必要なのです。
 しかし、9月末までそのような驚くべき「偶然」は一度もありませんでした。

 そのようなときは自ら偶然を起こすべく、持っている小説を読んだり、名作ビデオを眺めたり(特に『ベンハー』が大好きなのでよく見ます)、あるいは、自分の過去の日記を読み直したりしました。
 特に(妙な言い方ですが)退職後2年目の日記は自分で驚かされました。ものすごく饒舌でいろいろな出来事を細かく記し、日々の驚き・旅に出ての偶然などをたくさん書いていたからです。その頃に比べると今の自分はずいぶん落ち込んでいるなと思いました。

 日記を読み返してそこそこ自力で元気になりましたが、まだまだエネルギーが足りませんでした。果たして「浮上のきっかけとなる偶然」は起こるのだろうかと暗い気持ちでした。

 ところが、10月初めに「ある良いこと」があってようやくうつ状態を脱したと感じられるようになりました。それは自分にとっては驚くほどでっかい偶然でした。その件はまたいつか詳しく書きたいと思いますが、とにかくそれをきっかけにしてようやく第3作目の執筆に取りかかる気力がわいてきたのです。

 その仕事とは退職直後に書いていた教育的評論を『狂短歌人生論』として再構築することでした。
 教育的評論は『自立と成熟への道』と題して教育・子育て・人生全般について論じた原稿用紙一千枚のチョー大作です(^.^)。

 当時書き上げると身内や友人何人かに読んでもらいました。ところが、もう悪評ふんぷんで「内容がわかりづらい。読めない漢字が多い」とか、「とにかく長すぎる、説明がくどい」とか、あるメール友達からは題名しか教えていないのに「そんな題名じゃどうしようもない」とまで言われる始末。
 私は自費出版を考えていたのですが、さすがに「これは売れない」と思って出版をあきらめました(^.^)。

 この作品を原稿用紙数枚のエッセーに細切れしてその一つ一つに狂短歌をくっつけ、見開き2頁で読み切れるような「わかりやすい」一冊に仕立て上げること――それが10月以降の仕事でした。

 すでに新しい狂短歌は70首ほどにのぼります。
 たとえば、最近のいじめ問題に関しては次のような狂短歌を付けました。

 ○シカトして いじめることはここちよい それがいじめのスタートライン

 ○いじめられ 死にたい死のうと思うなら 闘うべきは親と先生

 いじめられている子どもがなぜ親や先生に「助けて」と訴えないのか。
 そのわけについても考察しています。

 あるいは、「心の穴」については

 ○なんとなく 愛されてると思えない その感情が心に穴を

 ○生きるには 値しないと思うなら 心にあいた穴を探そう

 ……などがあります(^_^)。

 ただ、これらの狂短歌エッセーは第3作目の原稿として書かれています。おそらく製本化するので、このメルマガ紙上には公表しないと思います。

 とまれ、10月以降はこの執筆に打ち込んでいたので、書く気力は復活しましたが、なかなかこちらに手がのびなかった次第です。

 『狂短歌人生論』はこの2ヵ月でほぼ9割方完成しました。これを出稿すれば、余裕ができるので、来月からまた狂歌メルマガを本格的に再開したいと思います。

 ただ、しばらくはひと月1度の発行としたいと思います。
 ご了解お願いいたします。


 ○ 再開を 前に読者の数調べ 待ってるんだと 勝手に思うわれ


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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:これを書く前、まぐまぐの読者数を確認しました。まだ五十数名の方がそのまま待機してくださっているようで、ありがとうございます。もっとも読者の減少は作者が不愉快なことを書いたり、内容がつまらなくてやめるかのどちらかなので、別に再発行を待っていたわけではない(^.^)と思いますが、勝手に「ああ待ってくれてるんだなあ」と感じることにしました(^_^)。これからもよろしくお願いいたします。m(_ _)m(御影祐)


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