「ダメダメ教とよいよい教」


 ○ ダメダメと何でも否定するよりも よいよい教に入りましょう(^_^)



|本文エッセー | 狂歌ジンセー論トップ | HPトップ|


    MYCM:御影祐の第3弾書籍!(狂短歌+エッセー) 
    書 名=『 狂短歌人生論――本当は愛することより大切な
    全国書店にて販売中! ご注文は書店・インターネットで m(_ _)m
    ☆作者「御影祐」 出版社「本の森」 税込み定価 \ 998円
       詳細は著書紹介コーナー(その3)で



ゆうさんごちゃまぜHP「狂歌教育人生論」        2008年 12月 31日(水)第104号


 今年最後のメルマガがなにやらかにやらあって前代未聞の(てことはありませんが(^.^)大晦日になってしまいました。
 このメルマガをお読みになる方々は「職を失って住むところもない」人はいないと思います。しかし、不況に派遣切り、正社員でさえリストラと厳しい年の瀬を迎えています。どうかそのような方々に幸あれと祈らざるを得ません。

 さて、今年最後のメルマガは短く「ダメダメ教とよいよい教」と題して書きました(^_^)。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ ダメダメと何でも否定するよりも よいよい教に入りましょう(^.^)


 (^O^) ゆとりある人のための10分エッセー (^O^)


 【 ダメダメ教とよいよい教 】

 以前このメルマガ(96〜97号「日帰りミニ旅の偶然」)に登場してもらったA氏。
 同じ教員仲間で、定年退職後もう数年になります。
 彼の最近の口癖が「ダメだダメだ」です。ほんとによく聞くようになりました。
 たとえば、歩くのが辛くなったことに対して「だめですね〜(-_-)」。また、彼はテニスが趣味なんですが、以前のように動けず、すぐばてることに対して「ダメになった(-.-)」とぼやく。

 主として自身の健康面のことが多いのですが、先日など彼の家の近くでコンビニが新装開店したらしいです。それが話題になったときも「この不景気の世の中に開店したってダメですね」と憎まれ口までたたく始末(^.^)。どうも彼の否定的批判的性格ゆえにダメダメ発言が出ているように思えました。

 これはちょっと重傷だ(^.^)と思ったので、「ダメダメ教よりはよいよい教に入りましょう」と題して彼にメールを送りました。

******************
 つくづく思うのですが、最近のAさんのように健康面で自信を失い「ダメだダメだ」と言っていると、そのうちその他全部に「ダメだ」発言がいきゃしないかと心配になります。
 つまり、最後に「自分の人生は最悪なことばかりだった」とまとめて逝っちゃうことです(^.^)。
 それは我が親父にあったことだから、心配になります。

 親父は最後に入退院を繰り返してもろもろが不如意になったとき、
「なんでこんなになったか。なんでいろいろできなくなったか」とぼやいては不快な顔をしていました。
 対して私は「病気なんだから、昔と同じようにできなくて当然でしょ(^.^)」と言ったものです。

 でも、感情がそれを認めないんですね。親父も否定的批判的に物事をとらえがちでしたから。なかなか肯定的に見つめることができなかったようです。
 しかし、人生の終盤を黒一色で塗りつぶすような生き方はしてほしくないと思います(^_^)。

 Aさんは親父みたいに不快な顔を見せることはありませんが、喋っている言葉は「ダメですね〜、ダメですね〜」と相変わらずダメダメ教信者になっているようです(^.^)。
 ぜひ「いいですね〜、良いことが起こるといいね〜」とよいよい教に入信してほしいものです。

 たとえばコンビニが開店したら、行って「繁盛するといいですね」と言ってやり、テニスで昔のように動けなくなっても「まだまだ行ける。若いもんには負けん」と満面の笑みで言うこと――これがよいよい教ですね。

 そもそも「ダメだダメだ」と言っている人に「競馬が当たる」わけないじゃありませんか。ダメな結果が来るに決まっています(^.^)。
 私なんか土日大幅な赤字続きでも「きっといつか当たる」と信じていますから。
 だからきっと良いことが起こりますって。

 以上、よいよい教信者の人生肯定論でした。
**********************

 最後に競馬の話が出たのは、彼もG I など大きなレースだけ参加しているからです。
 それがなかなか当たらなくて、やっぱり「ダメですね〜」とぼやいていましたので(^_^)。


 ○ ダメダメと何でも否定するよりも よいよい教に入りましょう(^_^)


=================================
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:ちなみに、よいよい教には入会条件も教義も戒律もございません。ただ、世の中が不景気になっても、自分や家族に不幸と不運と辛いことが重なっても、いつかきっと良いことが起こる、夢はかなうと信じて正しい人生を送る――それが唯一の大原則でしょうね(^_^)。信者の私は先日競馬でちょっと大きいのを当てて今年のマイナスを帳消しにしました。

 さて、今年も我が『狂歌今日行くジンセー論』メルマガにお付き合いいただき、ありがとうございました。今年は合計11号発行しました。ネタが尽きているわけではありませんが、まー程良いペースかなと思っています。

 ところで、来年はいよいよ小説『空海伝』執筆に取りかかる決意をいたしました。そのため一年間はそちらに集中するので、メルマガの発行に影響するかもしれません。
 空海伝の構想はすでにできあがっていたのですが、時代背景など余りに知らなさすぎるので、『続日本紀』や『日本後紀』などをずっと読んでいたのです。
 で、うろんな話ですが、私はそれらの本をトイレで読んでいました(^.^)。ほぼ毎日10分くらい。結局数年で一冊三回から四回再読したでしょうか。

 ところが、先日トイレで出血したので肛門科へ行ったら、「痔核二度」との御診察。そして「トイレは数分で出るように」と言われてしまいました。
 これはやばいとトイレの書物は全て撤収(^.^)。そのとき「これは一体どういう意味があるんだろうか」と考え、「そうか。もう資料を読むのはいい。小説を書き始めなさい」という意味か(^.^)。そんなメッセージを受け取った気がしたので、来年はいよいよ書き始める決意を固めたわけです。

 さて、もうすぐ2008年も終わります。いま日本全国どこでも西の空に宵の明星が見られます。澄みきった冬の夜空に、いつになく明るく大きく輝いています。2012年には再び「金星の日面通過」も起こります。空海と明星――私にとってそれは夢が実現するドラマを描くことでもあります。
 どうか希望と夢を持ち続け、よいよい教で充実した人生を過ごしてほしいと思います。
 よい年をお迎え下さい。m(_ _)m 御影祐




次 へ[2009年105号]



ページトップ





狂歌今日行くジンセー論 トップ

HPトップ



Copyright(C) 2008 MIKAGEYUU.All rights reserved.