著書紹介 その2
御影祐のSF統合小説第2弾
……『時空ストレイシープ』――「ケンジとマーヤのフラクタル時空」完結編―
2005年5月5日「本の森」より出版! 作者 御影祐 販売 星雲社
全400頁、定価1470円(税込み)
(音楽再生ソフトが出現したら、メロディー停止や最小化などはそのソフトを使ってください)
「第 1 章」BGM……MUSIC ON!!(4分12)
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SF統合小説の試み! 『時空ストレイシープ』
『時空ストレイシープ』は昨年出版した『ケンジとマーヤのフラクタル時空』完結編です。
(ストレイシープは「迷える羊」の意味)
この作品は数年後の近未来東京を舞台として、主人公のケンジ(十四歳)が、
未来タイムトラベラー、マーヤとの交流によって心を成長させる物語です。
前作『ケンジとマーヤのフラクタル時空』の内容紹介では、あらすじをある程度紹介しました。
しかし、完結編は内容を書きすぎるとかえって面白くなくなるので、控えたいと思います。
ただ、前作の謎について以下に触れておきます。
前作最大の謎はマーヤが誘拐されたことで、その事件は未解決のままでした。
そして、前作で寸描された未来タイムワープ局冷凍睡眠室。ベッドに横たわる数百人の
タイムトラベラーたち。その中にはマーヤの母もいた。それは一体何を意味するのか?
それらの謎が『時空ストレイシープ』で一気に解決されます。
また、今作で新たに登場する未来タイムトラベラーと、カンボジアの哲学者セイラム。
セイラムは感情をコントロールし、真の自立に至る「第四の目覚め」について語ります。
ケンジはもう一人の未来タイムトラベラーから、20年後の日朝竹島紛争を見せられ、
ショックを受けます。マーヤはそのような悪しき未来を見せてくれなかったからです。
だが、マーヤにそのことを問いただそうとしても、彼女はある事件を契機として
魂が抜けたかのように、記憶喪失に陥っている。二人はマーヤの復活を目指し、
東北・北海道の縄文レイラインを旅することになるが……?
次から次に謎が解き明かされ、やがて時空の秘密、人類進化のわけが明らかとなります。
『時空ストレイシープ』は科学的考察あり、哲学的心理的考察ありのSF統合小説です。
なお、前作『ケンマヤ』を読まれていなくても、本作のみで充分楽しめるよう
工夫を凝らしました。長編の醍醐味を味わっていただけるのではないかと思っております。
御影祐
『時空ストレイシープ』 全BGM
・第 1 章 「現在時空」……………MUSIC ON!!(4分12)
・第 2 章 「未来時空A」 …………MUSIC ON!!(4分37)
・第 3 章 「未来時空B」 …………MUSIC ON!!(2分46)
・第 4 章 「らせん時空」 …………MUSIC ON!!(4分14)
・エピローグ 「根底時空の朝」 ………MUSIC ON!!(6分07)
ラストBGMは歌詞付きです………ラストBGM歌詞
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