○ キムチパワー？ 言葉だけと思っていたがホントに韓国キムチ漬け
ゆうさんごちゃ混ぜＨＰ「狂歌教育人生論」 ２００４年 ７月 ７日 第２２号
(^_^)今週の狂短歌(^_^)
２２ キムチパワー？ 言葉だけと思っていたがホントに韓国キムチ漬け
(^O^)ゆとりある人のための５分エッセー(^O^)先週６月３０日（水）から３泊４日の行程で、父（大分県在住）と一緒に韓国へ行って来ました。
福岡空港より出発、帰国するツアーで「韓国世界文化遺産の旅」と題されていました。参加者は最小催行人員の６名でした。だから、現地ガイドと運転手合わせてたったの８名。車もワンボックスカー１台で、ソウルからプサンまで韓国を縦断するという、とてもこぢんまりとした団体旅行でした。
昔近くて遠い国といわれた韓国も、福岡からだととても「近くて近い国」でした(^_^;)。行きは福岡からソウルでしたが、帰りはプサンから離陸して三十分で、もう福岡空港でした。
韓国は遠く低い山々、緑の樹木に田植えを終えた田園……と景色も建物もなんだか日本と同じで、ハングル文字がなければ、とても外国とは思えませんでした。
いたるところに日本人がいて、韓国の人も当然私たちと顔が同じで、遠い先祖が同じなんだなと実感しました。観光地ですれ違った人が韓国人かと思っていると、聞き覚えのある日本語を喋っていて、ああ日本人だったとわかる始末。私には日本人と韓国人の見分けが全くつきませんでした(^_^;)。
しかし、韓国の人はこちらが日本人だとわかっているようで、お土産屋やホテルなどたいがい日本語で話し掛けられました。日本語もよく通じたし、そういう点は気楽な外国旅行でした。
韓国世界文化遺産をめぐるツアーだったので、ソウルから扶余、テェグ、慶州、プサンと韓国を縦断しました。特に慶州は日本の奈良、京都の雰囲気でよかったです(^o^)。
今はテレビのおかげで日々諸外国が紹介され、ガイドブックや写真集がたくさん出版されています。しかし、（私は今回の海外旅行が３回目ですが）何度行っても、自分の目で見て感じる新鮮さがあります。それは日本と違う地域・人々を感じることであるし、知識として知っていたその国のイメージを自分なりに感じ直すことでしょうか。
たとえば、ひところ「キムチパワーの韓国」などと言われましたが、今回自分で韓国へ行ってみて、それが間違いないなと実感できました。
私たちのツアーは全て食事付きでしたから、初日の夜から４日目昼食まで合計９食（私と父のみ間違って＋１食）韓国料理を食べました。
その中で最終日ホテルの朝食のみ、パンとハムやスクランブルエッグ、コーヒーなどで、それ以外は全てキムチ類の激辛おかずが付いていました。
特に２日目朝の韓国風朝食は生の唐辛子をかじり、辛い辛いキムチが副菜。そして、キムチ数皿の形は昼飯も晩飯も続き、食事は全て辛い副菜付きでした。なるほど一日中ホントにキムチ漬けなんだと実感できました。
ちょうど韓国も日本同様暑かったし、汗を流し、こりゃ辛いと叫びながら、しかし、慣れてくるとうまいもんだと思い、身体の底からもりもりパワーがわき出るなあと思いました。
さらにしかし、帰国した後近くの食堂で、みそ汁豆腐におしんこ付きの煮魚定食を食べたとき、辛いものが何もない食事になんだかほっとして、ああやっぱり俺は日本人だなあと実感しました(^.^)。
ところで、今回は２日目朝のうっかりハプニングを紹介します。
宿泊したホテルはソウル近郊ハン川のそば、見晴らしの良いホテルでした。
翌朝の集合は午前８時ロビーだったので、私と父は７時半頃下のレストランに朝食を摂りに行きました。客は数人だけ。
私たちが入ると、メイドが日本語で「朝食券は？」と聞きます。
ガイドから朝食券のことは聞いていなかったので、私が「もらっていないが……」と答えると、彼女らはいぶかしげな顔を見せました。そして、韓国語でなにやら相談しています。
私はその様子を見て（日本語が通じるようなので）、
「業者から朝食券を受け取っていないが、このツアーは全て食事付きだと聞いている」と言うと、やっと納得したのか窓際のテーブルに案内してくれました。
そして、キムチはついていたが、魚の煮付け（でも、辛い！）にごはんやみそ汁など、日本風の朝食（１５００円相当）を持ってきてくれました。結構うまかったです。
私と父は他のツアー同行者がやって来ないので妙だなとは思いました。しかし、すでに食べ終わったのだろうと話して、窓の外のハン川を眺めながらのんびり食べました。
その後８時前ロビーに行くと同行者の二人がいました。
そして、ここで私たちの勘違いが判明したのです。ツアー４日間の内、この日だけ朝食はホテル内ではなく、別のレストランで摂ることになっていたのです。旅のしおりにも、確かに「韓国式朝定食（市内レストラン）」と書かれていました。
私はあわててフロントに走り朝食の精算をしました。カギを返したとき精算なしですましていただけに、聞いていなければ、危うく食い逃げの不名誉をこうむるところでした(^_^;)。
その後一行は市内レストランに移動しました。私と父は朝飯２食目になります。さすがに食べられないよねと話しながら、取りあえず箸をつけてみると、意外においしくて、父は生トウガラシをしっかりかじったし、私たちはほとんど食べてしまいました(^o^)。
こういうハプニングもまた旅の醍醐味（だいごみ）であります。（いえ、けっして負け惜しみではなく(^_^;)
○ 朝飯をホテルで食べて外で食べ……いやいやこれも旅の醍醐味(^_^;)
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
後記：１週間帰省していました。今週末は参議院選挙ですね。棄権は現状の黙認・追認でしかないので、私は自分の意思をはっきり示すため投票に行くつもりです。（御影祐）
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