競馬場の悪口じいさん[問題編]


○ 岡部はくそペリエ鼻くそと言いまくる 老競馬ファンの悲しき悪口



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ゆうさんごちゃまぜHP「狂歌教育人生論」        2005年 1月28日第47号

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 今回と次回のメルマガは競馬場での体験談です(^.^)。
 初めに競馬ファンでない方のために一言。武豊騎手のことは競馬を知らない人でもご存じでしょうが、競馬ファンにとって同じくらい有名なのが、関東の岡部、外国人のペリエ騎手です。特に岡部騎手は一昔前、武豊騎手以上の名手と評判の人でした(^o^)。

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 (^O^) ゆとりある人のための5分エッセー (^O^)

 【競馬場の悪口じいさん[問題編]】

 (^_^)今週の狂短歌(^_^)

 ○ 岡部はくそペリエ鼻くそと言いまくる 老競馬ファンの悲しき悪口

 昨年秋のことだ。ある快晴の日曜日、私は東京府中にある東京競馬場へ出かけた(^_^)。半年ぶりの競馬観戦だった。
 朝の1レースから競馬を楽しんだが、残念ながら的中は少なく、関西最終レースの特大万馬券を取り損なってほぞを噛み、結果は?万円のマイナスであった(-_-)。

 まあそれはいつものこと(^.^)だが、競馬場でちょっと面白い観客を二人見かけた。
 一人は若い男性で、今時珍しい礼儀正しい人だった。
 昼飯時に私は西海ラーメンという九州ラーメンを食べた。ちょっと油っこいけれど、まずまずの味だった。
 私はラーメンを立ち食用のテーブルで食べた。
 そのとき私の隣に二十代の男性が同じくラーメンを持ってきた。彼は割り箸を手に持つと、まず両手を合わせて一礼した。それから食べ始めた。
 私はへえっと思った。
 ほとんどの連中は黙って食べる。私もせいぜい小声で「いただきます」という程度だから、よけい驚いた。
 たぶん小さい頃から親がそうしているのだろうと思った。彼にはいいことが起こりそうな気がした(^.^)。

 もう一人は六十代半ばくらいの年輩の男性だ。こちらはとにかく口が悪い男だった。
 一体どういう人生を送れば、これほどまでに悪口を言えるのか――と考え込むほど、悪口言いまくりのじいさんだった。

 私はゴールラインをほぼまっすぐ見下ろせる自由席に座っていた。自由席の中では特等席と言ってよく、開門と同時に席取りをしないとなかなか取ることができない。
 そして、くだんのじいさんは私の座席の(一つ空けた)左隣に座っていた。彼はその空いた席に新聞やら何やらを置いて人が座れないようにしている。しばしば見かける光景で、それに対して私に言うべき言葉はない。
 競馬場の座席は狭くて、詰めて座ると窮屈だから、彼がそうすることは私にとってもありがたいことだからだ(^.^)。それに後で彼の友人が来るかもしれない。だから、立って観戦している人が近くにいても、観客同士で注意し合うことはまずない。
 結局、そこには誰も来ず、全レース終了までそのままだった(-_-)。

 そのじいさんがホントによく喋る。いや、ほとんど独り言だが、あいつはダメだとか、関東馬なんか買ったって無駄だとか、だみ声でつぶやく。
 まあその辺はいい。しかし「ペリエはくそだ」と言い、「岡部なんか当てにならねえ、鼻くそだ」とか言い出すと、ちょっと聞き捨てならなかった。
 彼はときどき馬券を的中させているようで「当たった、当たった」と叫ぶ。ところが、その喜びの言葉も「1、2番人気の騎手を買うやつの気が知れぬ」みたいな言い方をする。「岡部なんか当てにならねえ、関東馬から買う奴はあほだ」と口走る。その声は当然周囲に聞こえてくる。

 近隣の観客には当然その1、2番人気やペリエ、岡部騎手から買って外れた人たちもいるわけで、みな不快な顔つきをしている。私も不愉快なじじいだなあと思った(-_-;)。

 だが、彼の悪口は止まらない。そして、ときどき同意を求めるかのように私の顔をちらちらと見る。
 あるいは私に話しかけたいふうでもある。特に馬券が的中したときなど、そのことを自慢したいようであった。
 私は彼を無視した。レース終了後も、私はすぐに座席を離れ、モニターのある所へ再生ビデオを見に行く。だから、彼の的中自慢話を聞くこともなかった。
 そもそも知らない人の的中自慢など――自分が外れていればなおさら――聞きたくもないではないか(^.^)。

 それでも彼がもし私に話しかけてきたら、私は「岡部騎手を鼻くそと言うような人とは話したくありません(`´)」と言うつもりだった。
 幸い(?)彼の左側――通路を隔てた向こう側の年輩男性が、ときどき彼の話し相手になっていた。だから、私は彼と話さずにすんだ。

 結局、朝から最終レースまで、私は彼と一度も言葉を交わすことはなかった。
 そして、彼の悪口も最終レースまでずっと続いた。のべつまくなしの悪口だった。
 これ、本当の話である(^.^)。

 それにしても、久しぶりに悪口しか言えない悲しい人間に出会った。結構馬券を当てているように見えただけに、残念な人柄だと思った(-_-)。


 ○ 悪口をただ言いまくるご老人 一体どんな人生なりや?


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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:これは問題編です。読者各位は近隣の人がこのような悪口じいさんだったらどう思いますか。そして、どのように対応しますか。考えてみてください。次回は1週間後に回答編です。(御影)



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