ゆうさんごちゃまぜHP「久保はてな作品集」 2026年01月28日(水)第18号
『 久保はてな作品集 』18号 前号の補足と復習……謎解き編(^_^;)
「あらすじ作成に苦労した理由と解決法」 御影祐
またまた突然の表題再登場(^_^;)。
付録にするつもりだった「1月初めの執筆停滞、それをどう解決したか」――この件、やはり本論に組み込むことにしました。
理由はラストに入れる予定の「久保はてなから御影祐へ」と大いに関係あることがわかったからです。
たびたびの方針変更。寛容の心にてご容赦願います。m(_ _)m
さて、年末に『はてなの遠い世界へ』の推敲を続け、2度ほど見直してようやく1月14日(水)の発行に間に合うようなところまで来ました。そして、PDFファイルにしてアップしようとしたとき、「《あらすじ》がない」ことに気づきました。
久保はてな作品群の中で長編にあたる「透明な叫び」(1年夏)、「はてなのヒロシマ」(2年夏)には《あらすじ》をつけた。2作の続編であり、3部作完結編となる「はてなの遠い世界へ――マーヤの変身譚」(原稿用紙220枚ほど)にも当然あらすじをつけねばならない。
そこで大急ぎであらすじ作成に取りかかりました。
ところが、これがうまくいかない。全9節と多いこともあって難渋する。
しかも、なんとなく嫌気が差してやる気が起きない。
前2作はさらりとあらすじを作れたのに、今回はなぜかすんなり書けない。
あれっと思いました。「なんだ。どうしてあらすじ作成に手間取るんだ?」とつぶやいたほど。
こういうとき皆さんはどうしますか。
職場の仕事や家の作業。すぐに片づけなきゃならないけど、なかなかやる気が起きず、ぐずぐずする。そんなことってあるでしょう。締め切りがあれば、苦労しつつなんとか間に合わせると思います。
しかし、私の執筆活動は(公的?)締め切りがない。ひと月中断したって読者からお叱りの言葉が来るわけではない(^.^)。でも、予定していた発行日(1月14日)には間に合わせたい。
そこで「取りあえずあらすじ作成を放って気分転換しよう」と他の作業をしたり、テレビを見たりしました。その中に1月7日(水)の『相棒』第11話がありました。夜の『相棒』視聴は数年ぶりのことでした。
ところが、それでもあらすじ執筆に戻れない。第2週に入ってもまだできない。
「ありゃ困った。やばいなあ」とつぶやいたあげく、「ええい。取りあえずPDFファイルへの接続なしで一節分だけ発行しよう」と決め、予定より遅れて19日(月)に第16号『はてなの遠い世界へ』(第一節)を配信したわけです。
本来なら「あらすじ」が書かれるべきところに「第一節の伏線探索」を入れたのは苦し紛れであり、後記に何も書かなかったのはこの中断がどれくらいになるか予想できなかったからです。
ところが、意外にも19日の配信後「なぜあらすじ執筆に嫌気が差したか・どう解決するか」気付きました。解決法は「あらすじをやめること」でした(^.^)。読者は「なにそれ?」とつぶやいたでしょう。
で、「こいつは面白い。読者にこの心理経過と解決に至った流れを『前号の補足と復習――いやになったときの対処法』と題してお知らせしよう」と考えました。
かくして、前号の「前置き」につながるわけです。
しかし、いつもの「ぼくの悪い癖」。長くなったので付録にすることにした。
そして、23日(金)に『はてなの遠い世界へ』第4節を紹介する第17号を配信しました。
ところが、その後考え直して「やっぱりここにはめこもう」と決め、今回の発行となったわけです(^_^;)。改めて謝意。m(_ _)m
ただ、ここに入れた別の理由もあります。
というのは(後付けの理屈に近いけれど)前節前置きには(一読法論文でしばしばやらかした)「読者への罠」が仕掛けてありました。
それは17号の「前置き」を読めば、「あらすじ執筆がいやになった理由と安直な解決法となった経緯=謎解き」が可能であるように書いたことです。
前置き末尾には以下のようにありました。
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この結論に至った心情を表現すると、「そうか。苦しんだけど、あらすじやめればいいんだ」であり、「あらすじやめていいんだ」と気付いたことです。
「おいおい。深刻なトラブルとかピンチとか、あらすじ作成のやる気を喪失したなどと大仰なこと書いておいて、結論は『あらすじやめる』だって?」
読者は「何それ?」と呆れたかも(^.^)。
でも、私にとってこれが最良の解決法でした。
この経緯を推理できる方はきっと杉下右京を超える名探偵だと思います。
挑戦してみますか。本号にかなりヒントがあります。
そして「はてなの遠い世界へ」を最後まで読めば、推理できるかもしれません。
この間の「なぜ?」が以下。
・メルマガ執筆が行き詰り、PDFファイルを掲載できなかったのは「あらすじ作成」が滞ったためで、書く意欲さえ失われた。それはなぜか?
・この解決法として「あらすじ」掲載をやめることにした。この結論に至った経緯は?
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すなわち、前節前置きは読者に謎解きの推理を求めています。
多くの人は(多忙でしょうし)「そんなの作者の勝手だから、わかるわけあんめえが」と謎解きを放棄されたのではないか。
が、時間と心に余裕ある、推理小説好きは「御影祐の謎解き」に挑戦されたかもしれない。
であれば、推理が正しかったかどうか。答えは直ちに明かされるべき――そう思ってここに組み入れた次第です。
今も書いたように、前節「前置き」はこの推理ができるよう、至る所にヒントをちりばめています。すなわち推理小説のお約束に従っている。
しっかり(二度か三度)読めば、謎は解けます(^_^)。
上記「『はてなの遠い世界へ』を最後まで読めば、推理できるかも」は作品を読んでもらうための口実です。作品を最後まで読まなくとも、「前置き」(と本文紹介)部分だけで推理できます。
ただ、一部の人は前置きを離れた行動をとる必要があります。
これをしないと謎解きは不可能かもしれません。
さー以下本論を読む前に、前節「前置き」を再読して御影祐の謎解きに挑戦してはいかがでしょう。
→ 「「久保はてな作品集」第17号」
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最初に断っておきたいことがあります。
それは「はてなの遠い世界へ」のあらすじ執筆に嫌気が差したのは事実であり、私自身なぜなのか、わけがわからなかったことです。「へんだなあ。なぜ今回はあらすじがすんなり書けないんだろう」としばしばつぶやきました。
つまり、この段階で私は読者と同じ位置に立っています。
なぜだろうか。だが、考えても理由がわからない。その状態は数日以上続きました。
先ほど書いたように、締め切りがあれば、苦労しつつもそれに間に合わせる。
しかし、締め切り自分勝手の私はだらだらぐずぐずしていた(^_^;)。
ただ(ここからがみなさんと少し違う点かもしれません)、私はこの不如意な状態の中、次の段階に進みました。
それは「あらすじを書くのに苦労しているが、これは正しいかもしれない」と考えることです。
さらに、「だらだらぐずぐずするほど嫌なんだから、あらすじは書かない方がいいのかも。もしかしたら書きたくない正当な理由があるのではないか」と考え始めたのです。
敢えて書くと、仕事のために自分の気持ちを犠牲にしてやり遂げようとするより、いやだと感じる自分を優先する――と言えるかもしれません。
この観点に立ってもう一度16号(「はてなの遠い世界へ――マーヤの変身譚」第1節が紹介されている)を読み直してみました。
すると、あるところに来て「おやっ」とつぶやきました。
それが以下(「全8節」のところはこの後「9節」に改稿)。
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物語は全8節。1〜3はこれまでの流れを受けた「はてなの私小説」風作品。
4から本格的な変身譚が開始されます。そこはSF作品であり、ゲーム系冒険小説であり、謎解きの推理小説風にもなっています。
よって、課題に応えた部分は第4節以降なので、読者は1〜3を省略か、さーっと読まれて結構です。[ここは「なにっ?」とつぶやいてほしいところ(^.^)]
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なんとここに「はてなの遠い世界へ」の(あらすじではないけれど)内容のまとめが書かれています。私が注目したのは第4節以降の変身譚は「謎解きの推理小説風になっている」のところです。
この瞬間1月7日に見た『相棒24』第11話の内容が頭の中によみがえってつながりました。
そして、「そうか。『はてなの遠い世界へ』は推理小説なんだ」とつぶやいたのです。
さて、ここまでを読まれた読者の中には「私の謎解きは的中したな(にやり)」と、会心の笑みをもらした方がいらっしゃるかもしれません(^_^)。
もちろんこの方は御影祐が「あらすじ作成に嫌気が差した理由、そして解決法としてあらすじをやめたきっかけや心理経過」を説明できるでしょう。
えっ、「おいおい。オレ(わたし)にゃちんぷんかんぷんだ」とつぶやきましたか。
おやおや「あなたは相棒のイタミン、セリザワさんレベルですね」とは申しません(^.^)。
もしも『相棒24』第11話を見ていなければ、この謎解きは難し過ぎます。
逆に言うと、1月7日放映『相棒』第11話を視聴した人は謎解きに成功したはずです。
本号前置き末尾に以下のように書かれています。
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ただ、一部の人は前置きを離れた行動をとる必要があります。
これをしないと謎解きは不可能かもしれません。
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この「行動」とは何か。
それは『相棒24』第11話を見なかった人が「ネット検索してその内容を知る」ことです。
この行動を取れば謎解きができた可能性がある。
かと言って「内容を知れば謎解きができるから検索してください」などと書きはしません。
それはネタバレであり、推理小説の種明かしになるから(^.^)。
しかし、ヒントはたくさん出しました。『相棒』を連呼し、杉下右京まで登場させた。
何よりも17号として公開される予定だった冒頭部分が最大のヒントです。「余談」として『相棒』を出しています。
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『 久保はてな作品集 』17号
前号補足と復習――やる気を失ったときの対処法(^_^;)
早速の余談で恐縮ながら1月7日(水曜)の夜、久しぶりに『相棒24』第11話を見ました。
近年夕方の再放送は欠かさずと言っていいくらい見ているけれど、午後9時の初出は逆にほぼ見なくなりました。二度寝症候群のせいでその時間は眠っていることが多くなったからです。
もう一つ『相棒』は近年暴力的傾向甚だしく、私はそーいうのがあまり好きでないこと。昔は太田愛さんの脚本など(殺人であっても)文学性とロマンがありました。
しかし、この日だけは予告編が「面白そうだから」起きて見ることにしました、はい(^_^;)。
(以下略)
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そもそも表題に「やる気を失ったときの対処法」とあって冒頭に『相棒』の話題が出てくる。
いくら「余談」と書いてあっても、「対処法と『相棒』は何か関係あるかも」くらいの推理は働かせてしかるべき。さらに「面白そう」とありながら、内容に関して何も書かれていない。感想もない。「怪しい。伏線か?」とつぶやいていい(^.^)。
とにかくこの部分に『相棒24』第11話の内容は書かれていません。
しかし、テレビを見た人はその内容を振り返ることができる。
一方、見なかった人はネット検索するかどうか。
検索すれば、推理に成功したかもしれません。
そこで「ネット検索なんぞしない!」人に罠をしかけようと、内容や感想を一切書かなかったのです(^_^;)。
えっ、「(以下略)とあるから、この後それが書かれるだろうと思った」とつぶやきますか?
甘い。もしもこの話題が単なる雑談として終わるなら、そもそも冒頭に取り上げないし、内容と感想は書かれる。それがないということは重要な余談であり、伏線であることを示しています。
御影祐の罠にはまりましたね(^.^)。
失礼ながら、敢えてきついことを書きます。
このひと手間を惜しむ人がオレオレ、ロマンス、投資など特殊詐欺に引っかかる可能性が高いと。
閑話休題。
では、『相棒24』第11話の内容を(ネタバレなしで)紹介します。
内容は『相棒』再登場の美形女子大生探偵が大学図書館で発生した卑劣な犯罪を、図書史書、右京、薫と協力して解決しようというもの。卑劣と言ってもいたずらに近く、人が殺されたり傷つけられたりするような犯罪ではありません。
そのいたずらとは推理小説に「ネタバレ」を書き込むこと。長編を長々読んできて「さあ佳境」というところで、本の余白に「犯人は誰それ」と書き込みがされている。読んだ人は「なんじゃこりゃあ!」と叫ぶでしょう。推理小説ファンにとって「絶対許せない」悪行です。
それが一度ならず、二度三度と続き、しかもネタバレされた本は付箋付き、本棚に逆さまに置かれているので、すぐわかる。文字は発覚を恐れたか、よれよれと下手くそな字体。
ところが、それらしき姿が全く目撃されていない。「犯人は一体誰か。動機は?」となかなか面白い一話でした。
ちなみに、私は30分くらいで犯人と動機を見抜きました。えへん(^.^)。
推理が及ばなかったのは下手くそな文字のところで、これは「やられた」って感じ。
この中身と上記『はてなの遠い世界へ』を紹介した「4から本格的な変身譚が開始されます。そこはSF作品であり、ゲーム系冒険小説であり、謎解きの推理小説風」が重なりました。
要するに、『はてなの遠い世界へ』のあらすじを掲載すると、謎解きとなる推理小説部分の「ネタバレ」を書かねばならない――ことに気づいたのです。
もちろん書くなら、ネタバレにならないよう注意して書く。だが、それは結構難しくてめんどくさい。特に第一節から三節に伏線として書き込んだ部分が「伏線か」と読む前からわかってしまう。どうしてもネタバレに関係する表現が紛れ込んでしまうからです。
書くとしてもせいぜい「SF作品であり、ゲーム系冒険小説であり、謎解きの推理小説風」くらい。詳細はこれ以上説明できない。
かくして、あらすじ執筆が進まなかったこと、嫌気が差して書きづらかったこと、気分転換しても嫌気が消えなかった理由がわかりました。
そして、このように感じたことは「正当な理由があった」と納得できた。
では、この難題をどう解決したか。これも『相棒24』第11話が教えてくれました。
これから推理小説を読む読者にとってネタバレとなるようなあらすじ紹介はいらない。
ならば、私も「あらすじ紹介をやめればいい」と思い至ったのです(^_^;)。
いかがでしょう。
前号前置きを読んで、ここまでの謎解きに成功したかどうか。
最後に一つ書いておきたいことがあります。
杉下右京さんは(私から)一読法の話を聞いたら、「私の推理も正にそれですね」と言ってもらえるのではないかと考えています。
彼は小さなこと、些細なこと、ほかの人から見ればどうでもいいことを問題とする。「細かいことにこだわるのはぼくの悪い癖」と言って。
その都度彼は声に出していないけれど、内心「おやー」とか「あれっ?」とか、「何かへんだぞ」とつぶやいているはず。それこそ初読から細部を注意して読む一読法のイロハなのです。
推理小説ファンこそぜひ「一読法」をマスターしてください。
杉下右京並みの推理力を身につけること、間違いありません。
再度『一読法を学べ――学校では国語の力がつかない』を読んで勉強してください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
後記:とうとう真冬の解散・2月8日投開票の総選挙が決まりました。
いろいろ解散名がつけられているようですが、私が思いつく名義を紹介。
・今だったら自民で安定多数を獲れるという身勝手エゴイズム解散。
・北国と受験生置き去り、高齢者にけが負わせる思いやりなし解散。
・物価高? お米の高騰? そんなの後回し解散。
・奮闘努力してやっと議員になったのに、わずか1年3ヶ月でクビにするファイヤー解散。
・議員はしらけ、国民もしらけるどっちらけ解散。
ついでに維新も大阪府知事・市長が辞任してW選。たぶん再選されるだろうけど、任期は来年3月まで。4月にまた選挙。総選挙の費用700億に対して大阪も費用2回で56億。
・かくして「税金をどう使うかオレらの勝手でしょ」解散(^_^;)。
私はもともと反権力だから、与党に投票したことは一度もありません。
今回はあまりにしらけて棄権しようかと思いました。
大分内陸だって雪が降ったり、路面凍結があれば危険だからほんとは行きたくない。
しかし、このような解散・総選挙を決めた議員らに鉄槌下すため1票を行使します。
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