○ いろいろと人生悩み多かれど □□こそが手助けとなる
ゆうさんごちゃまぜHP「久保はてな作品集」 2026年02月02日(月)第19号
『 久保はてな作品集 』19号 最終回(1)
「Y高文芸部久保はてなから御影祐へ」その1 御影祐
今号は『久保はてな作品集』の最終回。「Y高文芸部久保はてなから御影祐へ」と題してこれまで取り上げなかったこと、秘話や裏話などを2回に渡ってまとめます。
連載最初の2号に対応して狂短歌もつくりました。
さて、懲りずに前号の補足と復習(^.^)。
18号の前置き冒頭は以下のように書かれていました。
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またまた突然の表題再登場(^_^;)。
付録にするつもりだった「1月初めの執筆停滞、それをどう解決したか」――この件、やはり本論に組み込むことにしました。
理由はラストに入れる予定の「久保はてなから御影祐へ」と大いに関係あることがわかったからです。
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これを読んだとき、以下のような疑問の「?」をつぶやいたかどうか。
「はて、『大いに関係あることがわかった』とあるが、あらすじ作成の悩みを解決したことと、ラストの『久保はてなから御影祐へ』はどんな関係があるんだ?」と。
ここで薄ぼんやりとでも以前の記憶があれば、この表題は「御影祐が高校教員を退職して執筆活動に乗り出したことを表わしているな」と推測できます。
もう少しわかりやすく箇条書きにすると、
1 高校教員を退職して創作の道に進んだこと。
2 今回「はてなの遠い世界へ」のあらすじ作成に苦労したけれど、『相棒24』第11話をヒントに解決できたこと。
この二つに「関係がある」と語っているわけです。
当然「一体どーいう関係なんだ?」と疑問が湧く(はず)。
このつぶやきに答えようというのが本号です。
関係を表わす重要語は〇〇〇〇(ひらがな4文字)・同じ意味の漢字□□(2文字)。
どちらもこれによって悩みの答えを見い出せた。
それが愉快で面白くて「ぜひ読者に伝えたい」と思う。
かくして「前号の補足と復習」を書きたくなるわけです(^_^;)。
おヒマなら前号の再読を。さらに読み返してほしい作品がもう一つ。
それは『Y高文芸部物語――遠野喬志誕生秘話』(PDFファイル)です。
12月30日に配信しましたが、おそらくまだ読まれていないのでは?
接続しておきますので、(全部とは申しません)最初の4ページくらいを読んでみてください。
クイズの答えに気付く……かもしれません。
実は〇〇〇〇・□□の言葉は「Y高文芸部の活動・久保はてなの作品公開・遠野喬志君卒業後の悩み・御影祐の退職と創作への道」全てをつなぐ重要語でもあります。
そして、『空海論文編』でも大いに取り上げて解説した言葉です。
では、その言葉とは?
よって、『空海マオの青春』メルマガ読者だけはこのクイズに正解できるはず。
えっ、「ちっとも思いつかない」?
おやおや(^.^)。
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(^_^)本日の狂短歌(^_^)
○ いろいろと人生悩み多かれど □□こそが手助けとなる
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****************** 「久保はてな作品集」 ***********************
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狂短歌や小見出しに○○とか□□なんて前代未聞かもしれません(^_^;)。
でも、読者はきっと埋められたのでは、と推測します。
以下本文は答えがわからなかった方のために……。
さて『Y高文芸部物語――遠野喬志誕生秘話』(冒頭数ページ)読んでもらえたでしょうか。
PDFファイルを開いてちらとでも眺めていれば……、
1頁目に97年98年の文芸部冊子の表紙があり、「ほーほー」とつぶやき、
目次を[1]からたどって「ふーん」とつぶやき([7]に目が止まったかどうか)、
(ア)〜(オ)のクイズは「何じゃこりゃ?」と叫び、
それでも「ではちょっと読んでみるか」と読み始めれば……、
初っ端2ページ目、[1] Y高文芸部活動方針――のところで次の記述にぶつかります。
[ここで立ち止まる必要がありますよ。]
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当時の顧問にとって彼らと過ごした3年間は宇宙空間に浮かぶ孤独な惑星がテンペル・タットル彗星と出会ったときのような、稀有にして素晴らしい偶然だったと感じている(以下「私」)。
余談ながら4年後の3月、私は早期退職して執筆活動に乗り出す。彼らとの邂逅と3年間がなければ、私は教員をやめることなく、創作の道を進むこともなかっただろう。
【ここは新たな伏線(^.^)。「テンペル…彗星? 何それ」とつぶやけば、伏線だと気づく。どこで回収されるか?】
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ここに「稀有にして素晴らしい偶然」とあります。
これは最高級の誉め言葉、最大級の賛辞です。そして、彼らと出会ったことが教員退職、創作活動に進む原動力となった……ことを語っています。
言い換えれば、彼らと出会わなかったら、私の退職も執筆活動という進路変更もなかった。
その偶然が自分を変えてくれた、決意の後押しとなった。
これこそ「久保はてな」から御影祐への進化・発展を表わす部分です。
目次の[7]にも「北海道、三度の偶然」とありました。
もうおわかりと思います。□□とは《偶然》。○○○○は《たまたま》。
1997年Y高文芸部部員との邂逅(出会い)。自分の創作に自信が持てず、もっと練習する必要があると思ったとき、10名もの部員が集まってくれた。それこそ「たまたま」。
そして、彼らと一緒に課題作を書き、合評によって徐々に私自身の表現力を高めていった。
それは苦しく、しかし楽しい(久保はてなの)文芸部活動だった。特に女子部員マーヤとの交流はたまたま・偶然が重なっていた。
2年5月の課題「男女二人で公園を散策する」で顧問が参加せざるを得なかったのは《たまたま》。そして、9月の北海道修学旅行ではその女子部員と三度も二人だけで出会う《たまたま》があった。
何と言う偶然、何と言う面白さ(^_^)。
余談ながら、みなさんは「二度あることは三度ある」のことわざをご存じでしょう。
これは「たまたまが二度続けば、三度目もある」の意味だと思われています。
それは悪い意味で使われるときであって「災難や自分の失敗が続いたときは以後注意しなさい」と警告する意味合いが強い。
しかし、良い意味で使われる――すなわち「めったにない良いことが起こる」場合はちょっと違います。たとえば、高額宝くじが当たったからと言って買い続けても二度目はめったに起こらない。仮にもう一度起こったとしても、三度目はもはやほとんど期待できない。
一方、「幸運は前髪をつかめ」と言います。これはラッキーや幸運は一度目からしっかり自分のものにしなさいという意味でしょう。通り過ぎれば後ろ髪をつかむのは難しい。つまり「二度目はなかなかないよ」と理解できる。
とは言え、フランス語には「3のない2はない」とのことわざがあります。言い換えれば「3度目が起こるためには2度目が必要」という当たり前の理屈。
英語にも「Third time lucky(三度目の幸運)」なる言葉があるので、めったにない偶然が3度起こった時には「これは珍しい」と思って自分にとっての意味を考える――私はいつからかそのような習慣を持つようになりました。
閑話休題。
文芸部時代から30年近く経った昨年、文芸部OB遠野喬志君の誘いに乗って(乗せられて?)『Y高文芸部物語』を書き、ついでに10月から「久保はてな作品集」も公開し始めた。
ところが、最後に来て「はてなの遠い世界へ」のあらすじ作成が頓挫した。
念のため今回の心理経過を書いておきます。
※ 1月初め『はてなの遠い世界へ』のあらすじ作成に行き詰る悩み発生。
→1月7日夜『相棒24』第11話を「面白そう」と思って久しぶりに見た。
ただ、この時点ではこれが悩みを解決できるなどと思っていない。
→しばらくあらすじが書けない理由がわからず苦しんだが、「もしかしたら書きたくないと感じるのは正しいかもしれない」と切り替えて考え始めた。
→その後17号を読み返して「はてなの遠い世界へ」は「SF作品であり、ゲーム系冒険小説であり、謎解きの推理小説風」と書かれたまとめに気付く。
ここで『相棒24』第11話が「推理小説のネタバレを本に書き込むいたずらは犯罪にも等しい」内容だったことを思い出す。
→そうか! 推理小説にネタバレは厳禁か。ならば、『はてなの遠い世界へ』も推理小説風作品なんだからネタバレ不要。ということはあらすじも掲載しなくていいんだ!
と、このような心理をたどって悩みが解決されました。
悩みの答えを偶然の出来事から得た。
これほど楽しく愉快なことがありましょうか(^_^)。
ここで大切なことは1月7日に『相棒』を見たけれど、それが「悩みの解決に役立つかもしれない」などと考えてもいないことです。
予告編を見て何となく「面白そう」と思ったから見ただけ。しかし、振り返って眺めれば、悩みを解決するにはこの体験が必要だったことがわかります。
もしも『相棒』を見なかったら、相変わらず悩み続け、メルマガをしばらく休刊にしたかもしれないし、いいかげんな「あらすじ」を作って「こんなもんでも載せとけ」とお茶を濁したかもしれません。
そこで……次のようなことを書くと、読者は「宗教的だ」とか「神秘的すぎる」とおっしゃるかもしれません。が、敢えて書きます。
私は1月初めころ昼から夕方にかけて放映されていた『相棒』1月7日の予告編を見て「面白そう」と思った。だから、7日夜の『相棒』を見た。それだけの話。
が、悩みが解決された時点から振り返ると、あれはまるで何かが――心の中にひそむもう一人の自分(?)が「今のお前の悩みを解決できるヒントがそこにあるから、7日夜の『相棒』を見た方がいいよ」と教えてくれた……そのようにも思えます。
えっ、「そりゃあ神秘的すぎる。宗教だ」とつぶやきますか。
まー私も「『相棒』を見ろと神か仏が教えてくれた」などと書くつもりはありません。
だったら「最初から教えてくれよ」と言いたい。『相棒24』第11話を見る前、私はそのような言葉を何も感じませんでした。そもそも基本無神論者です(^_^;)。
もしも神が存在するなら、地球上の戦争と貧困をなくしてほしいし、せめて核兵器をはじめとするあらゆる武器を無力化してほしい。それができないから神はいないと思わざるを得ない、そう考えています。
もっとも神様がいるなら、それはお日様(太陽)のような存在かなと思います。
太陽は地球とその上の生命を生み出した。だが、生き物のいとなみをただ眺めるだけだから……。
二度目の閑話休題。
この「お悩み解決法」が読者各位に適用できるとはとても思えません。
しかし、『Y高文芸部物語――遠野喬志誕生秘話』には「偶然から悩みの答えを見い出した」ことが書かれています。
実はこれが同書の眼目です。単に懐古趣味で昔話を書いたわけではありません。
当時私の悩みは「小説がうまく書けないこと、退職して創作の道に進みたいけれど、自信が持てない」ことでした(もちろん教員としての悩みにプラスして)。
そして、文芸部部長だった遠野喬志君も高校卒業後、創作系の専門学校に進学したものの、「これでいいのか。創作の道に進めるのか」と悩みを抱えていた。
同書は二人が「偶然の出来事」から悩みを解決できる答えを見い出したことが書かれています。
私においてはそれがY高文芸部の3年間であり、特に2年北海道の修学旅行で「文芸部員マーヤ」と二人だけで三度出会う偶然を体験した。三度目はたまたま早朝目覚め、たまたま外を眺めて彼女が下にいることに気付いた。
作品にはそれを「マーヤとの運命的なつながり」として描いたけれど、作者の内心は「こんなめったにないことが自分に起こるんだから、教員をやめて創作の道に進むことは間違っていない」と確信した瞬間でした。
では、遠野喬志君はどうやって悩みの答えを見い出したか。
それは関心ある方のみ『Y高文芸部物語――遠野喬志誕生秘話』をお読みください。
「テンペル・タットル彗星」の伏線回収は最後[8]節に出てきます。
えっ、「ふんふん。つまるところ作品のコマーシャルか」ですって?
まーそうとらえて構いません。
でも、ここで書いたらネタバレでしょ(^.^)?
以上です。
この末尾を読んで、
「あれっ『Y高文芸部物語』の目次に[8]ってあったかな?」とつぶやいた方。
素晴らしい! ほぼ杉下右京。「一読法」高段位贈呈!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
後記:「空海マオの青春」メルマガ読者は文中2つの伏線に気付きましたか。
一つは前置き末尾「『空海論文編』でも大いに取り上げ解説した言葉」のところ。
これはまー当然わかる。そこに挿入したかった接続先は答えがあるので書きませんでした。それが以下。
『空海論文編』第41号 [「百万遍修行」その3――大いなる「偶然」について]
もう一つは「神様がいるなら、それはお日様(太陽)のような存在かな」のところ。
空海が学んだ『大日経』に関係する言葉ですね(^_^)。
なお第41号に以下の記述を追加しようとしましたが、なぜかページを更新できません。
なのでここに掲載しておきます。空海15歳と23歳の年に「金星日面通過」があったことを証明するものです。
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以前はネットで発見した「紀元前三千年から紀元後三千年の金星日面通過一覧表」(製作者不明)と接続していました。それが消去されたので「正しいかなあ」と不安でした。
ところが、最近アメリカNASAのホームページに「6000年分の金星日面通過一覧表」があると知り、見たところ確かに「789年と797年(空海15歳と23歳)に金星日面通過」が起こっていました。もちろん2004年と12年も。
NASAが空海の室戸岬明星体験に宇宙規模の事象が関わっていたことを証明してくれました。
この偶然、改めて強調しておきます(^_^)。
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さて、2月8日(日)はいよいよ総選挙投開票日。
一般の人がインタビューに答えて「どの党も消費税減額とか0にすると同じこと言っていながら、どうしてすぐできないんだ」と当然の疑問をつぶやいていました。
以前書いたメルマガ「消費税は天下の悪法」が以下のとおり。よろしければお読みください。
『続狂短歌人生論』第34号「出産子育てと消費税」
〇 働けぬ人から税を取る日本 産めば産むほど 納税増える
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