太龍山、空海修行の聖地

「新型コロナ感染」 その5

「新型コロナウイルス騒動を一読法から読み解く」




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『 新型コロナウイルス騒動を一読法から読み解く 御影祐の小論別稿 』 第 5号

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            不定期配信 2020年4月24日(金)



 第五回 コロナ感染さらに拡大(4月23日筆)。

 コロナ感染騒動、七都府県に出されていた緊急事態宣言が4月17日、日本全土に拡大され、実質的な国土封鎖に……したいけれど、なかなかできないところまできました。強制措置を執らない日本はあくまで自粛要請です。ただ、鎖国だけは達成して観光地はどこも閑古鳥が鳴いています(日本だけでなく世界も)。

 4月末まで静観するつもりでしたが、いろいろ語らなければならない事態が噴出しています。とりわけ「収入半減世帯への30万給付が国民一人一人10万円」に変わったことは「何それ」の変更でしょうか。また、今月になってPCR検査が少ない理由がやっと明らかになりました。結局、国や専門家が決めた条件を忠実に実行していたのです。
 今回は以下3点について一読法から読み解きます。

 [今  号
 第五回 コロナ感染さらに拡大(4月23日)
 [ 17 ] アベノマスクは言うほど愚策か?
 [ 18 ] 外出自粛とはじわじわ殺されるようなもの
 [ 19 ] 10万円の一部をユニセフに寄付しませんか

 [前  号]
 第四回 『コロナ感染また10日余り』(4月7日)
 [13] 志村けんさんの死
 [14] 国民一律10万ではなく、困っている人に即30万の私案
 [15] 結論だけでは人は動かない、変わらない
 [16] 感染者数グラフから予測する日本の今後

 第三回 『コロナ感染さらに10日(3月26日)』
 [08] その場しのぎの医療体制、その場しのぎの方針
 [09] 専門家という名の優等生たちの限界
 [10] 致死率数パーセントのまやかし
 [11] 100日後に死ぬ……は予言だったか
 [12] 死後は地獄か天国か

 第二回 『 コロナ感染その後10日 』(3月16日)
 [5] 覚悟と楽観的未来
 [6] とうとうパンデミック
 [7] マスク転売禁止法成立

 第一回 『 新型コロナウイルス騒動を一読法から読み解く 』(3月06日)
 [1] 最初に立ち止まったのはチャーター便の帰国とホテル隔離
 [2] 一人一人を優先するクルーズ船乗客乗員への対応(私案)
 [3] 事件は現場で起こっている……が
 [4] まとめと今後の予想


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 第5回 コロナ感染さらに拡大(4月23日)


 本号の難読漢字
・直(ただ)ちに・施策(しさく)・頻出(ひんしゅつ)・遺(のこ)す
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************************ 小論「一読法を学べ」別稿*********************************

 『新型コロナウイルス騒動を一読法から読み解く 』

第5回「コロナ感染さらに拡大(4月23日)」

 [17] アベノマスクは言うほど愚策か?

 最初に先日全世帯配布が始まった「アベノマスク」について。
 あまりに不評で世紀の愚策のような言われようです。この案を提言した官僚はさぞかし肩身の狭い思いをしていることでしょう。
 しかし、私は(別に弁護するわけではなく)それほどひどい策とは思いません

 もちろん突っ込みどころ満載でした。これこそ大人一人2枚とでもすべきなのに、金を惜しんで1世帯2枚。なぜそのような設定になったのでしょうか。
 これは官僚お得意の「モデル主義」だと思います。いつも「家族とは両親二人に子ども二人」という標準家庭を想定して立案、計算している。1世帯大人二人だから「一人1枚でいいや」との発想だと思います。父・母にじいちゃんばあちゃん、そこに成人した息子や娘が同居する世帯とか、一人親と子どもだけの世帯が思い浮かんだかどうか。
 今回は一人親なら2枚となるからまだいいけれど、普段はモデル世帯しか頭にない。だから、思わずその癖が出たのでしょう。
 また、不良品が混じっているなど論外だし、最も必要とする医療・介護系へのマスクを優先すべき、という批判は確かにわかる。しかし、洗えば何度も使えるメリットはかなりあると思います。

 そもそも一般の人が使い捨てマスクを購入して貯め込むほど、必要なところに回りません。相変わらずドラッグストアではマスクが品切れ。そのほとんどは使い捨てです。布マスクなら洗って何回も使える。その分医療関係などに回るはずです。

 も一つそもそも。最近「必ずマスクを」と強調されているけれど、一時期「マスクは感染予防にならない」と言われていたではありませんか。いつの間にか「マスクをつければ、感染を予防できる」かのような言われ方をしています。
 マスクは自分がうつらないためにはほぼ役に立たない。気休めでしかない(と私は思います)。あれは自分がかかっているとき、人にうつさないようにするためです。それでも、狭い部屋に一緒にいれば、感染者がマスクをしていても、うつされる可能性がとても高い。
 ところが、今マスクをつけて外出している人は果たしてそう思っているでしょうか。自分が「うつらないためにつける」と考えているのではないか。だから、毎日出歩く人は使い捨てマスクが大量に必要であり、ゆえに、自粛することなくすぐに購入してしまう……。

 現在発熱など風邪の症状が出たら自宅待機する。これは当人だけでなく会社も認めるなど、かなり浸透している気配です。熱・咳がなくても「身体がだるい」とか「味覚・嗅覚を感じない」程度でも外出を控えている。以前あった電車内で「咳をしたらにらまれる」ような事態は起こっていないようです。

 ところが、新型コロナウイルスの問題は無症状感染者である。感染して潜伏期間中であるのに、自覚がないから出歩く。そして、うつす可能性が高い。だから「マスク、マスク」と連呼するのでしょう。
 しかし、素朴な疑問として「無症状感染者もマスクをしていれば人にうつさない」ことは科学的に証明されたのでしょうか。無症状だから咳をしない、鼻水も出ません。
 問題は飛沫よりむしろ物への接触、3蜜状態での遭遇などが原因として高いのではないか。よって、一般人はマスクをしてもうつるときはうつる。無症状感染者に関してはマスクよりむしろ「外出制限」こそ呼びかけられるべきです。

 残念ながら無症状感染者をあぶり出すことはできない。ならば、全ての人が「自分は無症状かもしれない」と思って行動するしかありません
 この意識がない人が院内感染の病院や医師、看護士、その家族に対して偏見を持ち、差別的な発言をしているのでしょう。「あんたのせいで自分にうつるじゃないか」と思っているのです。自分が「無症状感染者かもしれない」などと、おくびにも考えたことがないのです。
 そもそもこれから発症、重症化したとき、お世話になる人に石投げるでしょうか。そのときになって「私は入院しない」と言うのか。自身は大丈夫でも、父母やわが子が重症化したとき、医師や看護士に「お願いします。どうか助けてください」と懇願しないのでしょうか。
 以前も書いたように、ちょっと想像するだけで思い浮かぶ未来です。偏見、差別とはそのわずかな想像力さえ欠けている劣等人間の悲しい姿です。

 閑話休題。極論すれば、一般人にマスクはいらない。マスクは一人1枚か2枚の布マスクを毎日洗って使えば充分。出歩いて人と会う限り、うつるときはうつる。無症状だと、人にうつすときはうつす。
 だが、感染してもらっては絶対に困る人たちがいます。医療関係者の感染だけは最優先して防がねばならない。そのためには大量の防護服、手袋や使い捨てマスクが必要。ちまちま洗っている余裕はない。感染の恐れが最も高いからこそ、そこに集中的に配給しなければなりません。

 各地で広がっている院内感染は医療従事者の装備が不充分であることが最大の理由ではないでしょうか。使い捨てマスクを使い回している。防護服を取り替える事ができない。結果、受け入れ体制がないからと、救急搬送される患者を拒否する病院が多発している。
 ああ、やはり政府大本営です。武器弾薬を提供できず、竹槍どころか素っ裸でコロナと戦わせているのです。


 [18] 外出自粛とはじわじわ殺されるようなもの

 さらに思うこと。一般人に要請されている「外出自粛」――これもかなりの「くせもの」ではないかと感じます。2月は「ジム・カラオケ・ライブハウスに行くな」、3月は(半ばから)「夜の居酒屋・スナック・宴会に行くな」と来て、4月に緊急事態宣言が出され、「外出は7、8割削減を」となったら、「昼間の散歩・ジョギング、買い物にも出るな」とターゲットが次々変わっています。多くの人は一気に「外出禁止」としない、されない苦痛を感じているようです。
 言わば、真綿で首を締められるかのような。あるいは、殺人鬼からナイフで小刻みに傷をつけられ、血が流れ出すのを見るような。「殺すなら一気に殺してくれ!」と叫びたくなります。このストレスに耐えられる人はなかなかいないと思います。

 一方、交通手段のバス・鉄道はそのまま。最近台湾の措置を知りました。店に入る前は検温、バスも鉄道も乗る前に検温で37.5度とか38.0以上で入店を断るとか乗車拒否する。
 日本は法律がないから、法律が不充分だから「そのようなことはできない」と言い訳ばかり。ならば、国会ですぐに話し合ってすぐに決めれば良いではありませんか。
 マスク問題にしても、確かにネットでのマスク転売を禁止する法律を(あまりに遅かったけれど)つくりました。ところが、今ドラッグストアにはないマスクが町の何々屋さんで売られている。それも定価より割高となっているとのこと。小売店がマスクを仕入れて売っているので、転売ではないというわけです。

 警察はそれを摘発できないと言います。これ、私は町の何々屋さんを責めようと思いません。生きるため、今月の家賃を払うため必死に生きる姿です。むしろメーカーや卸問屋が医療機関より「仕入れ値が少しでも高い方にマスクを売っている」のではないか。何々屋さんはそこに利益を上乗せして売る。高くても買う人がいるから商売になる。結果、医療機関にマスクが届かない……。

 国会議員はこのことを知ったら、なぜすぐに行動を起こさないのでしょう。特に野党議員は今こそ寝る間を惜しんで考えるべきです。直ちに法律改正に動き、新規法制化をはかるべきです。
 報道によると、外出自粛、生産、経済活動の停止によってさまざまな問題が発生しています。倒産による失業は失業保険が出るからまだいいとして、非正規雇用では雇い止めも始まって収入が断たれています。ネットカフェ難民は住むところがありません。大学生もバイトができず、帰省もできず、部屋の家賃は待ってくれない。仕事を失い、帰国もできない外国人技能実習生、働き手を失った農業生産者。いろいろな場所で困っている人がたくさん出現しています。
 また、子どもたちへの休校措置が半年続かない保証はありません。授業再開となっても、すぐまた休校と、ぶつ切り状態が半年経った頃「子どもたち一人一人にタブレットかノートパソコンを供与してオンライン授業を始めよう」と言い出すのですか。中国では約3ヶ月の封鎖中すでにオンライン授業を始めていました。
 直ちに小中高大、専門学校などに特化した教育限定補正予算を組み、オンライン授業の構築を始めるべきです。

 遅いのは政府・官僚、与党だけではない。野党議員の対応も遅い。
「もっと未来を読め! もっと危機感を持て!
」と言いたくなります。
 野党議員はそのような課題・要望に対してアイデアを練り、どんどんネットやテレビで披露し、政府与党に提言する。今こそ戦うべきときです。与党ではなく、コロナウイルスに対して。
 もしかしたら「お手並み拝見」とばかりに、コーヒーでも飲みながら、のんべんだらりと眺めているのではないか。あるいは、東日本大震災のとき与党としてさんざん苦労した。その報復であるかのように「いい気味だ。もっと苦しめ」と思っているとしたら、

野党諸君よ。あなた方は次の選挙で勝つことはできない!

 ――と私は言いたい。

 もしもたまたま野党議員が本稿を読まれて「そんなことはない。しっかり考えている。提言しているぞ」とおっしゃるなら、失礼な言葉として謝ります。
 しかし、テレビでは全くその姿が見えません。


 [19] 10万円の一部をユニセフに寄付しませんか

 さて、スピード感なくあまりにお粗末と批判された「収入半減世帯へ30万円給付」の施策がまさかの転換。緊急事態宣言全国拡大とともに、「国民一人あたり10万円給付」に変わりました。家族が多いほど給付も多く、その分前の案が持っていた欠陥は除かれ、おおむね好評のようです。

 ところが、テレビやネットで著名人が「受け取るかどうか」言及したり、発表した官房長官も「常識的には私は受け取らない」と言ったり、「公務員は受け取るな」とか、あげく某知事は「県職員には県の財源として提出してもらう」という、とんでも発言まで飛び出して議論百出状態です(最後はすぐに撤回されました)。

 私は前号で「富裕層にはした金渡しても無意味、公務員・年金受給者の収入は半減しないから国民一律給付には反対。困っている人にこそ給付すべきだ」と書きました。困っている個人・世帯に限って30万円給付はやり方さえしっかり検討すれば、基本方針として間違っていたとは(今でも)思いません。
 しかし、いろいろ聞いてみると、選り分けて給付するのは手続きも給付実務もめんどうで、時間がかかる。だから、一律給付の方が手早くできるという点で良案のようです。中間層、富裕層に関しては「コロナ終息後所得税を少し上げるとか、東日本大震災のときのように復興特別税として徴収すれば良い」もなるほどと思える意見です。

 ところが、今度は「手を挙げなくていい」とか、申請書に《いらない》欄があるのも驚きですが、「そこにチェック付けて送り返してもらって構わない」と言った直後に、「いらなきゃ返送しなくていい」など、所管大臣から「払いたくない」みみっちい発言が頻出しています。
 《いらない》欄こそいらない項目なのに、それを付けずにはおれない。何というしみったれ、何という貧乏性。かつて「ジャパンアズナンバー1」と呼ばれた国はどこに行ったのでしょう。
 貧乏人が節約し、けちることは貧乏性とは言わない。金持ちがけちること、必要なのにどんと出せないことを貧乏性と呼ぶのです。

 こういうのを「恩着せがましい」とも言います。昔から今まで親がよく見せる態度と心根です。子どもが何か頼みに行くと、「困っているようだから金は出す。ありがたく思えよ。いずれ恩返ししろ」と言わんばかりの態度を見せる。
 子どもは黙って頭を下げます。だが、心の中ではこうつぶやいている。
「返せる金ができたら、あんたの顔にたたきつけて絶縁してやる」と。

 それに、勘違いしないでほしいのは大臣がポケットマネーから金を出すわけではありません。税金の流用だけれど、現在を生きる我々が出すのでもない。国債を発行すれば、それはすなわち未来からの借金です。
 ちなみに、日本全体の借金は今GDP(国民総生産)の2.5倍――約1100兆円です(2019年末)。老いから赤ん坊まで国民一人当たり1000万弱の借金。家族4人のモデル世帯なら4000万円。ここに国民一律10万で総額12兆(プラス他の支援策などで約100兆)が追加されます。
 これがあるから、担当大臣としてみみっちいことを言いたくなるのはわかります。しかし、この借金を生みだしたのは「あなた方政治家でしょ」と言いつつ、それを支持した人も、批判しつつ逆転できなかった人も我々国民です。我々は未来の子どもたち、若者にまた借金を背負わせることを忘れてはいけないと思います。

 さて、私に戻って……私は年金受給者です。となると、「あんたは当然受け取らないんだろうな?」と言われると、ちと困ります(^_^;)。
 私は前号で一律給付を否定したわけではありません。公務員や年金受給者に今すぐはいらない。だが、「コロナ終息後の現金10万や旅行補助券、1年間の消費税0パーセントが有効だ」と書きました。それを今支給されたと思えば、別に貯金に回しても良いではありませんか。コロナが収束したとき、大いに使えば良いのです。

 ぶっちゃけ、私の月収は年金のみで、なおかつ生活保護世帯の月収に届きません。両親が遺してくれた実家に住んでいるので、なんとかやっていけてるけれど、憲法で保証された「健康で文化的生活」ができているとはとても言えない状況です。
 もっとも、この事態は自分が生みだした自業自得の結果であり、誰を恨むでもなく、それに好きな執筆活動をやれることに感謝しているので、不満はありません。

 なので、10万は受け取ります。今は使うあてもないので貯金します。そして、どこかで何かの役に立つことに対して使いたいと思います。自分が(コロナ以外で)入院したときの入院代かもしれないし、コロナ禍を生き延びたら、もう8年訪ねていない関東の友人達に「最期の別れ」を伝えるための旅費にするかもしれません。あるいは、日本や世界でもっとひどい自然災害が起こったとき寄付するかもしれません。

 少なくともまずユニセフに1万寄付します。これは競馬で10万超の儲けが出たとき実践していることです。昔100万馬券を獲ったときは10万円寄付しました。「たった1割かよ」と言うなかれ。前後数十年で1000万は失っているのです(^_^;)。だいたい多くの馬券ファンは競馬場がリニューアルされたとき「柱1本はオレが建ててやった」と豪語するほど負けています。

 それに、ここで受け取らなかったとしても、いずれ税金という全体の中に埋もれて天下り官僚の給料とか、お友達への優遇資金に使われるくらいなら、もっと有意義な使い道を考えて実行した方がいいと思います。
 もちろん全額ぱっと使うも良し。日本で目下困っている人のための基金に寄付するも良し。動物園がえさ代に困っているので、そこに寄付する手もあり。世界の風潮が他国より「自国ファースト」に陥りつつある今こそ、世界のことを考えてもいいかなと思います。

 日本の子どもたちは親の虐待こそあれ、飢餓で苦しむ子どもはまずいません。大人にとっても、コロナ感染による入院、治療、ホテルの隔離など全て個人負担なくやってもらえます。外国では任意保険加入者でなければ、入院加療の費用は数百万かかります(今回は税金で支援されるようですが)。
 もしも日本でなければ、私はコロナに感染しても病院に行かず、実家で一人死を迎えるだろうと思います。日本の死者が少ないのは明らかに国民皆保険のおかげでしょう。私はこういうシステムを作ってくれた先輩達、議員の方々に感謝の言葉しかありません。
 もっとも、このことと今の政府を「大本営」と言って批判することは別問題ですが。

 どうか富裕層の方々も10万受け取ってユニセフに寄付してください。あなた方にとっては1円くらいの10万であっても、アフリカや東南アジアの子どもたちを救う大金です。


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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記: 本稿1回目に「自衛隊をもっと使うべきだ」と書きました。その後注意して見ていますが、相変わらずあまり活動していないようです。史上最大の災害との認識はないのでしょうか。たとえば、最前線である保健所の電話対応はテレビ報道によると、必ずしも保健所所員でなくて良さそうです。どこでもPCR検査の決定は各所員が下していないからです。ならば、電話相談に自衛隊員でも可能でしょう。
 また、自宅療養は(一人暮らしの感染者に死者が出ました)大至急ホテルなど個室のある施設に移送しなければなりません。担当者がその移送に関して「人手がない、車がない」と嘆いています。自衛隊の車両と完全防護服の自衛隊員にその役をやってもらうことが可能です。施設収容者への対応も自衛隊にお願いする。自治体は自衛隊に災害要請して待機させ、代表を会議に参加させるべきです。
 家族感染で父や母が感染したとき、子どもをどうするか。これも大至急やらねばならないことです。悲しいほどに遅い。

 大本営よ。議員諸君よ。国民に「危機意識を持て」と言う前に、あなたはほんとに危機意識を持っているのか、自分に問え
 今こそ国民の政治不信を取り除く絶好のチャンス。困っているときに助けてくれる人、国こそ「ありがたい」と思える。人は決してその恩を忘れない。

 日本だけ内閣支持率が下がっている。それは与党・内閣だけではない。野党も下がっていることの表れだ。助けてくれない親を見捨てるように、国民はこの国を見捨てる。羅生門の下人のように、生きるために仕方ないと言って法を破り、悪に走る。

 最前線の医師、看護士、検査技師が感染の恐怖に打ち震え、寝る間を惜しんで戦っているとき、コーヒー飲みながらくつろいでいていいのか。あれは総理だけの姿ではない。国会議員全員の心の中が現れたのだ。

 すぐに行動を起こせ。寝る間を惜しんで考えろ。1週間国会を閉じ、地元に帰って医療関係者、困っている人たちの声を聞け。今こそ、そのときだ!

 ――とちょっと叫びたくなった今日この頃です(^_^;)。
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