四国室戸岬双子洞窟

『空海マオの青春』論文編


本作は『空海マオの青春』小説編に続く論文編です。空海の少年期・青年期の謎をいかに解いたか。空海をなぜあのような姿に描いたか――その探求結果を明かしていきます。
 空海は何をつかみ、人々に何を説いたのか。私の理解した範囲で仏教・密教についても解説したいと思います。
    [画像は室戸岬双子洞窟より眺める空と海]

|目 次 | 空海トップ | HPトップ



最新号 2019年02月10日発行
第55 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その7……『三教指帰』の文学史的評価について新説を提唱。

第54 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その6……室戸岬百万遍修行における明星との交感を解明。


  『空海マオの青春』 小説 編PDFファイル500円 →  無 料 にて配信中  詳しくは → PDF版配信について


第 1 始めに その1……「四喜八喜」をテーマに空海に至る始めの一歩を記します。
第 2 始めに その2……論文編開始前に「理屈と感情」について語ります。
第 3 「空海の前半生」前期……空海の生い立ち、大学寮入学・退学、仏教入門から室戸岬体験までを大まかに。
第 4 「空海の前半生」後期……『三教指帰』完成後空白の六年、突然の入唐から密教第八祖として帰国するまで。

第 5 「マオの朝立ち」……空海マオ十四歳、叔父と上京した日の《朝立ち》について。
第 6 「大学寮入学前のマオと長岡京」……大学寮入学前三年間のマオについて。
第 7 「大学寮入学後の失望と絶望」……大学寮入学直後のマオと二人の同期生――藤原仲成・緒嗣について。
第 8 「蛭牙公子=空海マオ」論 その1……前置きとして司馬遼太郎『空海の風景』について語ります。
第 9 「蛭牙公子=空海マオ」論 その2……『聾瞽指帰(ろうこしいき)』は空海の「私小説である」との見方を提示。
第10 「蛭牙公子=空海マオ」論 その3……三教論客――特に儒教亀毛先生の戯画化を詳細に検討。
第11 「蛭牙公子=空海マオ」論 その4……蛭牙公子とは空海マオ自身の戯画化であることを論証。
第12 「蛭牙公子=空海マオ」論 その5……「外甥蛭牙公子」の「甥」の字にこめられたマオの迷いを探る。
第13 「蛭牙公子=空海マオ」論 その6……「聾瞽指帰」に『草稿』があった可能性について論及。
 ※注『聾瞽指帰(ろうこしいき)』…儒道仏の三教を比較した空海初の著書。空海自筆の国宝。後に『三教指帰(さんごうしいき)』と改題

|下 へ |
第14 「誰がマオに仏教を勧めたか」その1……マオは大学寮退学を決めたとき「仏教を勧められた?」について。
第15 「誰がマオに仏教を勧めたか」その2……進路に悩むマオの気持ちを理解できる人が一人だけいました。
第16 「誰がマオに仏教を勧めたか」その3……桓武天皇は新しい仏教を求めている。叔父の大足はマオに言いました。「大学寮をやめるなら、仏教へ行ってみるか」と。

第17 「空海の最終境――全肯定」その1……空海密教の到達点「即身成仏」=全肯定について語ります。
第18 「空海の最終境――全肯定」その2……『般若心経』理解のために観念論と唯物論について語ります。
第19 「空海の最終境――全肯定」その3……『般若心経』講話、完成のお知らせ。

第20 「前半の補足・伏線について」……僧界転出前の前半部まとめと伏線について。
第21 「仏教入門」その1……仏教入門前期の流れと「神仏習合」について。
第22 「仏教入門」その2……奈良仏教の七大寺・南都六宗について少々解説。
第23 「南都仏教への失望」その1……マオが山岳修行に乗り出したわけを、二冊の史書から探ります。
第24 「南都仏教への失望」その2……南都学問仏教の詳細とマオの思いについて。
第25 「南都仏教への失望」その3……大寺院による高利貸しのような経済活動「出挙」について。
第26 「南都仏教への失望」その4……鎮護国家仏教への異和感について。

|下 へ |
第27 「山岳修行」その1……山岳修行突入から百万遍修行まで五年間の中身を確定させます。
第28 「山岳修行」その2……山岳信仰とはそもそもいかなるものであったのか、少々語ります。
第29 「山岳修行」その3……マオが修験道の中に道教・神仙思想を見出したことについて語ります。
第30 「山岳修行」その4……マオが感じた道教・神仙思想の魅力と失望について語ります。

第31 「仏教回帰」その1……『三教指帰』仏教編より空海マオの仏教解説を眺めます(前半)。
第32 「仏教回帰」その2……地獄・天界・修羅界を中心に「六道」について。
第33 「仏教回帰」その3……六道のうち「人間・人間界」について。
第34 「仏教回帰」その4……六道+四界の「声聞・縁覚・菩薩・仏界」について。
第35 「仏教回帰」その5……極楽に行くための「十善戒・八正道」について。
第36 「仏教回帰」その6……極楽に行くための「六度万行・七覚支・四念処」について。
第37 「仏教回帰」その7……仏教入信の誓い「四弘誓願」について。
第38 「仏教回帰」その8……マオは仏教の布教に乗り出せたかどうか語ります。

第39 「百万遍修行」その1……百万遍修行と二度行った事情などを考察します。
第40 「百万遍修行」その2……なぜ太龍山だったか、なぜ室戸岬双子洞窟だったか、解明します。
第41 「百万遍修行」その3……聖地についての補足と、大いなる《偶然》について語ります。
第42 「百万遍修行」その4……深夜南の舎心岳に登って明けの明星を見たときの恐怖体験(^_^;)を語ります。
第43 「室戸百万遍修行」その1 ……双子洞窟での追体験、まずは太龍山から室戸岬までの移動を語ります。
第44 「室戸百万遍修行」その2……室戸岬双子洞窟から眺めた未明の月と明星は失望に終わりました。
第45 「室戸百万遍修行」その3……百万遍修行太龍山と室戸岬の違いについて考察しました。
第46 「室戸百万遍修行」その4 ……真言称名に力があることを確認した空海マオのその後を推理。
第47 「室戸百万遍修行」その5……室戸岬におけるマオの性的衝動について考察。
第48 「室戸百万遍修行」その6……苦しいことを二度やる意味について語ります。

第49 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その1……『聾瞽指帰』と『三教指帰』の成立過程を解説。
第50 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その2……両著の結論とも言うべき「十韻賦」の異同を検証します。
第51 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その3……「三教は我らを導く」が全肯定であることを論証します。
第52 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その4……『三教指帰』は『十住心論』――全肯定の萌芽でもあることを論証します。
第53 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その5……『三教指帰』脚本化の試みと追加すべき二幕について。
第54 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その6……室戸岬百万遍修行における明星との交感を解明。
第55 「『聾瞽指帰』と『三教指帰』」その7……『三教指帰』の文学史的評価について新説を提唱。




ページトップ

HPトップ


Copyright(C) 2013 MIKAGEYUU.All rights reserved.